ホスピス緩和ケア市民公開講座が行われました

4月14日(土)と4月21日(土)、にぎわい交流館AUと外旭川病院を会場に、外旭川病院主催による「ホスピス緩和ケア市民公開講座」と「ホスピスボランティア養成講座」を開催しました。

今年度も一般市民の皆様に「ホスピス緩和ケア」の啓蒙活動を主眼に市民公開講座と、ホスピスボランティア養成講座も兼ねての開催となりました。

開会挨拶(嘉藤茂ホスピス長)

4月14日の市民公開講座は、外旭川病院嘉藤茂ホスピス長の開会挨拶にはじまり、前半の部では赤木郁子がん看護専門看護師による「ホスピスケアの紹介」の講演をいたしました。「ホスピスってどんなところ?入院費は高額なの?」とみなさんが抱く多くの疑問に対して1つ1つ説明。また、入院中のホスピスケアについても詳しく紹介しました。

赤木郁子がん看護専門看護師

後半の部では松尾直樹ホスピス医による「知っておきたいがんの症状と心のケア」の講演を行いました。松尾ホスピス医からは入院する前から症状として出る食欲不振、倦怠感など説明があり、痛みのコントロールと精神的なケアについて一般市民の方々へたくさんのメッセージを伝え、参加者も熱心に聴いていらっしゃいました。参加者からは、「このような市民公開講座の開催は、がんに対する日頃からの間違ったイメージを考え直すことができる」とお言葉を頂戴することができました。

松尾直樹ホスピス医

また、4月21日のボランティア養成講座には、市民公開講座を参加された方の中でボランティア活動を検討されている6名の方が参加していだきました。講座では、ボランティアの吉田さんからホスピスボランティアとして活動している活動紹介や体験などを紹介していただきました。吉田さんからは、ホスピスボランティアをさせてもらうことで、患者さん、ご家族と触れ合い多くのことを学ぶことができ、現在もたくさんの成長をしているとお話がありました。

ホスピスボランティアの吉田さん

その後、嘉藤茂ホスピス長による「ホスピスボランティアに期待するもの」、ボランティアコーディネーター寺永守男による「ホスピスボランティアの紹介」と講座を行い、無事に2日間を終了することができました。今年もたくさんのご参加ありがとうございました。

寺永守男ボランティアコーディネーター

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(2018.04.25更新)