患者さん・ご家族のご相談やご希望を伺い、少しでも叶えられるように多職種のスタッフと連携を取り、支援させていただいております。それぞれの専門スキルを発揮し、患者さんの生活の質（QOL）の維持・向上に努め、患者さんの尊厳を大切にした療養生活をサポートしています。

チームメンバー

医師、看護師、介護福祉士、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、検査技師、歯科衛生士などの多職種がチームとなって連携をとります。

カンファレンス

定期的に開催しているカンファレンスでは、多職種が情報交換を行い、話し合い・検討を重ねています。

肺炎、口腔内トラブル等の合併症予防と会話意思表示など最後までその人らしさに関わる倫理的問題解決のために、歯科衛生士が中心となって、多職種によるチーム医療「口腔ケアチーム」を立ち上げました。

入院時に歯科衛生士が実施した患者さんの口腔内のアセスメントから、治療が必要と判断した場合、家族へ説明し同意が得られたのち、主治医へ報告後、治療・日々の口腔ケアを実施します。

口腔ケアチームの活動

歯科衛生士や看護師が、患者さん一人ひとりの口腔ケアを実施しています。

期待される効果

• 食事をおいしく取ることができたり、話がしやすくなったりなど生活の質の改善
• 口腔内の乾燥予防
• 肺炎など合併症の予防

その他

義歯調整や歯についての相談、歯科医師の診察の必要性など判断し、病棟看護師と連携を図りながら行っています。